2013年11月20日水曜日

164 Travel 2

そして、遂に決戦の時がやってきました。目指すは、谷川岳のてっぺん、『オキの耳』(1,977m)でございます

下から見ると、デンと構えております。そびえたっております。


 入念なストレッチと、十分な水分補給&エナジー補給の柿の種(お気に入り)、防寒着を装備して準備万端、いざ出発!


序盤は、景色を眺めたり、写真を撮っちゃったりしちゃったりな余裕を見せつつ、サクサクと参考タイムを上回るスピードで踏破してたんです....。


ところが、山はそんなに甘くないです。
中盤からは、岩がゴロゴロの、足場はグチャグチャの道をゼーゼー言いながら(若干、酸素も薄めな気が....。)登るハメに。

ロンモチ、写真を撮る余裕なんてスッカリ無くなってました。



終盤、あまりの有酸素運動っぷりに体温急上昇。やっとこさ昼食ポイントに着いた時には、汗まみれのヒートテック一丁というワイルドなスタイルでしたが、標高1800M付近ではアッという間に寒さが襲ってきて、ガクガクブルブル状態に。

すぐに、アウターを着込んだのは言うまでもありません。


というわけで、お待ちかねの御馳走タイムです。


『山の御馳走』って何ですか?

それは、なんといってもカップラーメン
僕らの定説です。

まぁ基本、自然の中では何を食べても美味しいと思うのですが、汗冷えてして塩分が不足した身体に、熱々なカップラーメンのジャンク感がもう最高です。


しっかり腹ごしらえをして、エナジー満タン
山頂付近はうっすらと雪化粧。所々、霜柱も有り、下界とは様子が一変してまいりました。
さあ、いよいよゴールは目前です。


イェェェエーーーイ!まずは、山頂一歩手前のポイント『トマの耳』(1,963m)に到着です!

てっぺん『オキの耳』までは、もうチョットです。


そして、遂に『オキの耳』登頂成功です!

谷川岳制覇です!

余りの絶景っぷりに、ニヤけちゃうのはご愛嬌


 去年の茶臼岳ツアーも夏山で良かったけど、今回の谷川岳ツアーの秋景色もまた、ひと味違って素晴らしかったっす。


さて、次はドコに行こうかねぇぇー!


2013年11月19日火曜日

164 Travel 1

あっという間に、秋ですね。ようやく暑さも落ち着き、僕らの『トラベル魂』が疼いて、ウズイてたまらん。という事で、今回、群馬県は水上の宝川温泉&谷川岳へ、温泉一泊登山トリップとしゃれこみました。


普段の行いの良さに応えるような、ドピーカンな秋空に、これまた、紅葉さん達も狙ったかのようなバッチリコンディションで僕らをウエルカム

早くもテンション上がり気味で鼻息全開です。


旅の醍醐味に欠かせないのは『食』

いやいや、むしろ、メインじゃねーの?というご意見もございますが、行きの車中では、スタートしてすぐに『昼飯どうするか?』と車内会議が繰り広げられる事10分。。

『群馬といえば蕎麦でしょう!』と早速、ググると、何やらイキフンムンムンな蕎麦屋を発見

いやー、このお店は、へぎそばが名物な人気店らしく、到着すると行列ができておりました。
肝心のへぎそばは、お味もボリュームも納得のシロモノで、すっかり大満足

さぁ、いざ、温泉宿へ!


山道をひた走り、温泉宿へ向かっていく途中、どんどん紅葉が深まり、どんどん気温も下がってきて、否が応にも露天風呂への期待が高まってまいります。


そして、本日のお宿 宝川温泉『汪泉閣』に到着です。もち、お目当ては、日本一とも噂される大露天風呂です。だって、温泉面積200畳っすよ!


早速、チェックインすると、園内マップを発見。エッ?そんなに広いの?
これは、探検するしかナイよね。


すぐさま、金田一スタイルに正装し、探検スタートです。

 
探検を始めてすぐに、異空間ゾーンに突入

なにやら、大好物な展開の予感がしますよぉぉぉ!


どうやら、金田一先生も興味津々な様子です。


般若先輩に一礼してから、先に進みます。


ここで、ある疑問が.....

「先生、何故 、山の温泉場には、高確率で天狗様が祀られているのでしょうか?」


先生『.......』

理由はよく分かりませんが、やっぱり、こうなっちゃう様です。


異空間ゾーンを抜けると突然、荒ぶる熊を、まるでロデオでもするように颯爽と乗りこなす、まだ、年端もいかない少年がマサカリをチラつかせ、僕らを威嚇してきました!!

『ヤラれる!!』


少年のあまりの迫力に、命からがら逃げ切ると、今度は平和の象徴を強調する少年が「怖がらないで、LOVE&PEACEだよ」と唱えておりました。

 

そうだよね、こんなのどかな所に来たんだもんね。スローライフ万歳



探検も無事に終わり、宝川温泉の底力を実感


部屋に戻って夕飯前にホッと一息。ってか男梅サワーって絶品だよね。


そして、ベロベロほろ酔いの絶好調で夕飯会場へ向かいます。


もれなく、夕飯のレギュラーメニューです。

フロントで会った外国人カップルは、果たして理解しているのでしょうか?初めて食するには、なかなかのハードルのような気がしますよ。だって、僕らは......。


明けて、二日目

早速の朝風呂は200畳を貸し切り状態でスイミング
もっと、広さが分かるような写真を撮りたかったのですが、水上の朝は、予想以上に寒くて裸でウロウロできない有様。ついつい湯船に浸かっての撮影でした。


この日も、朝日が眩しいドピーカンで絶好の登山日和


待ってろよ、谷川岳!